
繰り返し聴ける奥深さ。 - このCD欲しかったんです。復刻してくれてすごくうれしいです。 タモリの芸は物まねを超えた独自の世界観があります。そして、これはパロディであり、パロディこそは芸術の原点なのです。 …とまあ、難しいことはさて置き、このCDは繰り返し聴けるところが重宝します。飽きるどころか、自分もタモリの真似をして、意味不明な「ハナモゲラ」を暗記したいと思わせるほど、この「音楽」は耳にも口ずさむにも心地よいのです。 「歌舞伎中継“世情浮名花模越” 」は特に圧巻です。女形が本当にすごい。違和感がないけど、何かが変。タモリの芸の神髄です。 知的なファルスがここにはあります。
ハナモゲラ語は手段か目的か - M14をラジオで聴いて、おお、これはスゴいとアルバムを購入。ところが曲らしい曲はあと数曲で大半がコント。これが・・・一つも笑えない。ハナモゲラ語やインチキ外国語を使って面白い事をしてほしいのに、「いや、これそのものが笑えるでしょ?」という内容だから、何だか出落ちの芸を延々と聴かされている気分になる。結局、その見事な芸や豊富な知識が曲なり、コントなりのクオリティにきちんと貢献しているのは前述のM14と、後はM3,15位というのが正直な感想。付記:自分は何かにつけてコンプレックスを丸出しにしてしまう昔のタモリより、脱力しきった末に無我の境地に至ったかのような今のタモリの方がずっと好きだ。
電車の中では視聴禁止!! - 初めて聞いたのが電車の中でした。あまりに可笑しくて車内で噴出しそうだったので即、聞くのをやめてしまいました。コレは電車の中では聞いてはいけませんね。 自宅のオーディオで笑い転げてください。名盤といわれるのも納得です。 とにかく徹底した作品で、もうこういう作品は生まれないでしょう。 「3」もあるらしいですが、リリースは難しそうです。残念でなりません。なんとかクリアして発売してほしいです。 もうひとつ残念なのは、「ブラジャー・ミシン」のCMの一部、「ワンカップ」が綺麗にカットされてるそうで、残念ですが、仕方ないです。 とにかく、聞いてほしいです。 紙ジャケはお宝です。 もし今、コレをタモリさんが再録音したら・・?いや、タモリさんなら、色あせずより、深みのある声で再現できると思います。 「タモリ3」・・いつかきっとCD化されるのを願っています。
天才なんでしょう、やっぱり - タモリさんのネタには言葉遊び的なものが多く、それはボキャ天やらタモリ倶楽部の空耳アワーにもつながっていると思われます。ハナモゲラ語なんていうのは言語学的にも面白く、ある意味「言葉」というものを笑い飛ばしている、という見方もできますね。このCDに収められているネタはどれも好きですが、ハナモゲラ語での演歌熱唱は思わず吹き出さずにはいられない。あと、昼の憩いネタもいいですねえ。電車の中で聴くのはやめたほうがよさそうです。
初めて聞いても何かこれ知ってる感 - 関西のギリギリ若手芸人さん(M1で優勝したこともある)がある情報誌(関西版)に連載していたコーナーの中で、『タモさんは料理がうまいおじさんってだけで一体全体何がおもしろいのか僕には分からない』ってな事を書いていらしたのを見た時にものすご〜く悔しかったんですが、彼は「タモリ」「タモリ2」を聞いて(おそらく聞いたでしょう)彼が生まれる前にタモリがしていた事が原型となっている笑いのパターンやシュチュエーションがどれだけ多いかを、そしてその焼き直しを新しい事をしていると思いながらやっている芸人さんがどれだけ多いかを初めて知って愕然としたのではないでしょうか。お笑い好きな方はたったCD2枚だけで『なんや、たいがいタモリがやってたんや」ってビックリする事請け合いです。タモリをタモさんとお呼び/お思いの方は是非っ!